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2022.02.04コラム家具のプロに聞く、 “今風”のオフィスと家具の関係

みなさんは、「ABW」という言葉をご存知でしょうか?

「Activity Based Working」の頭文字を取った用語で、デスクサイズや場所にとらわれずに働く「ABW」というスタイルが、現代の主流になってきています。

この新しいスタイルについて、オフィス家具提案に詳しい米三の岸さんに話を聞いてみました。

 

 

― 今注目を集める「ABW」と呼ばれる働き方とは?

 

「ABW」は、“働きやすさ”と“多様性”に配慮した、『働く場所作り』の手法です。

その人に合わせたワークスタイルが重視されている現代において、私たちは様々な働き方が選べるようになりました。

それに伴って、オフィス環境も変化しており、これまでの様な固定席をはじめ、グループアドレス、フリーアドレスなど様々な席のつくり方が出てきています。

 

そんな中で今注目を集めている「ABW」は、固定席もフリーアドレスも含めて、働く場所や環境を自分で自由に選択していくという働き方です。

つまり、「仕事をする環境は自分で選ぶ」という考え方が広まってきており、最近は、この考え方を取り入れたオフィスづくりに関心を持っている企業が、増えているように感じます。

 

 

― 今風のオフィスに「木と人」の家具を取り入れる

 

では、どのようなオフィスづくりをしたらよいのか?と思う方も多いと思います。

例えば、少し前にテレビで流れていたプリンタ複合機のCMで、「ジャングルの中に置かれた机で従業員が働いている」というシチュエーションの広告があったのを覚えているでしょうか?

まさに、それがABWです!

 

 

働く人が仕事の内容や目的に合わせて、主体的に働く場所を選択できれば、創造性や効率性、モチベーションの向上につながりますよね。

自分に最適な場所で働くことができれば、とても「やる気」が出る!と思いませんか?

 

ジャングルは極端な例かもしれませんが、

・カフェのような「ソファーラウンジ」

・一人で集中できる「集中ブース」

・大勢とコミュニケーションをとりながらワークする「ビッグテーブル」

など、みなさんが働くオフィスに、いろんな「場所」が用意してあったら、これまでの数倍以上のパフォーマンスを発揮できると思います。

 

ぜひ、みなさんのオフィスでも、「ABW」を取り入れてみてはどうですか?

そしてそこに、「木と人」の家具があると嬉しいです。

本物の木の家具があることで、より気持ち良く働ける”今風”のオフィス空間が作れますよ。