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2021.10.22商品についてウッドリンク社への工場見学

先日、久しぶりにウッドリンク社の製材工場を訪れました。

外には、富山県をはじめ、北陸、東海地方、長野県、滋賀県の林業・森林組合から運ばれてきたスギの丸太が山積みに。

どれも、スッと真っ直ぐ伸びた美しく高品質な丸太ばかり。

天然のスギのいい香りが漂っていました。

 

フリー板の加工を行っているウッドリンク社の小割材専門工場は、全国トップクラスの高い製材技術を持つJAS認定の工場。

「木と人」の立ち上げの際にも一度見学をさせてもらいましたが、改めて木と人の家具に使われているフリー板の製造工程をじっくり見させてもらうことに。

普段はなかなか入れない場所なので、国産の丸太がどのようにフリー板へと加工されていくのか、その製材過程をご紹介したいと思います。

 

■フリー板の製造工程

 

【丸太製材】

 

丸太の皮むき(皮むき加工)

洗車機のような機械を通ると、あっという間に木肌が見えてキレイな状態に。

丸太を角材→板材へ

原板製造ラインで、丸太を角材にした後、さらに板材(原版製造加工)へと加工。

寸法は機械で管理しているため、全て均一な大きさにカットされていきます。

ここで切り落とされた部分は、捨てられることなく製品として使われるそう。

大切な資源を隅々まで余すことなく活用しています。

その後、加工された木材は、水分を飛ばすために大型の乾燥機で乾燥させます。

 

【フリー板原材料製材】

 

再割加工機で加工

乾燥した板材を、再割加工機でさらに細かい寸法の角材(小割材)にしていきます。

天然の木らしい杢目や節もしっかり現れていて、普段目にしている木材のような姿に。

選別

「人」の目で確認しながら選別を行います。

節のない小割材は「無地用のフリー板」用に、節のある小割材は一部を「節有フリー板」に加工し、一部はそのまま小割材として販売されます。

木と人の家具に使われるのは、「節有フリー板」用の木材です。

 

【フリー板製造】

 

高周波接着

加工された30mm×40mmの小割材に接着剤を塗布し、幅はぎ加工機で高周波接着して幅はぎ板へ。

「高周波接着」とは、木材に塗布された接着剤を高周波で発熱させ、瞬時に乾燥、接着する技術で、短時間で美しい幅はぎ板を作ることができます。

ウッドリンクではこの技術を使って高品質な小割材を集成加工し、最大で幅1200mm、長さ4000mmのフリー板を製作。

長さ方向は継ぎ目がなく、幅はぎ板でありながら一枚板のような美しい仕上がりとなっています。

パテ埋め

幅はぎ板のフシ穴が開いている部分を、パテ(充填剤)で埋めます。

写真の黒い部分がパテ埋めした部分です。

プレーナー加工

パテが乾いたら、プレーナー加工機で表面を削ります。

プレーナー加工は大工さんのカンナがけのような工程で、表面を平滑に整えます。

プレーナー加工機から出てきたフリー板は、とっても滑らかで気持ちの良い手触りに!

出荷

 

富山の森林から運ばれてきた県産スギは、ウッドリンク社の工場で丸太から美しいフリー板へと姿を変えていました。

製造の現場を見学させてもらったことで、県産スギ材への想いがさらに強くなりました。

もっと多くの人に天然のスギ材の良さを知ってもらいたい!

これからも、使う人が安心して心地よく使える家具を作り、木の良さを広めていきたいと思います。