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2021.09.03商品について「木と人」について
「木と人」。
この名前を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?
その昔、木は私たちの生活にもっと身近な存在でした。
日本家屋、家具、生活用品など、自然の木に囲まれて共に暮らしていました。
木は、人の心に安らぎや自然の温もりを与え、心地よく過ごせる空間を作り出します。
しかし、日本家屋の減少や国産木材需要の減少などを背景に、これまで親密だった“木と人”の関係は変化し、失われつつあります。
表面だけに木を貼ったテーブル、木の模様がデザインされた製品…。
みなさんの周りには、今どれだけ本物の木があるでしょうか?
「木と人」は、現代の“木と人”の関係性を見つめ直し、木を私たちの生活の中心に、そして林業に携わる人たちから加工・製造・販売、そして使う人たちまで、あらゆる“木と人”の関係を良くしていきたいと考えて立ち上げたブランドです。
製材のプロフェッショナルである『ウッドリンク株式会社』と、個人から企業まで幅広い家具・空間提案を行ってきた『株式会社 米三』が、共同で「木と人」というオフィス向けの家具を開発しています。
1日の1/3を、無機質で電子機器に囲まれるオフィスで過ごす私たち。
このオフィス空間を木質化することで、自然と共生することの心地よさと幸福感が、働く環境の中にも浸透していくビジョンを創り上げました。
空間の木質化を通して、日本の森林資源の価値が見直され、“木と人”の関わりが深まることを望むと同時に、人らしく生きるための豊かさを提案していきたいと思っています。