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2022.01.21お客様の声商品についてコラムDIYクリエイター・macaさんが語る、木と暮らす心地よさ
みなさんは、高岡市在住のDIYクリエイター・maca(まか)さんをご存知でしょうか?
ご自宅をDIYで素敵にセルフリノベーションしたインスタグラム(@maca_home)投稿が人気で、フォロワーは6万人以上!
ウッドリンクとコラボしたDIYワークショップを開催するなど、今注目を集めるクリエイターさんです。
macaさんは、木を使って大物家具から小物まで様々な物をDIYし、その中には木と人の木板を使った家具もあります。
そんな“木の良さ”を知るmacaさんに、DIYを始めたきっかけや「木と暮らす心地よさ」について聞いてみました。
―macaさんがDIYを始めたきっかけとは?
約8年前に、娘が学校の授業で作ってきたブックスタンドです。
使い道がないからと破棄するために解体したのですが、その時に初めて「本物の木」に触れる心地よさを感じたんです。
それで、その木を使って調味料入れを作ってみたら、カフェにあるようなラックができて、すごくおしゃれで!
―DIY第一号は、調味料ラックだったんですね。
そうなんです。
木の感じが本当に素敵で、身の回りで使われている素材に興味を持つようになりました。
そしたら、どれもこれもプラスチックや合板のようなものばかりで、いかに“無機質なもの”に囲まれていたのか…と気が付き、衝撃を受けました。
そこから、木を使って様々な物をDIYをするようになり、木の良さやDIYの楽しさに目覚めました。
―DIYした家具たちに囲まれる暮らしになったことで、何か変化はありましたか?
娘たちは「今っぽくておしゃれですごくいい!」と、とても気に入ってくれていますし、私自身も木に囲まれる空間が、本当に心地良い!
特に、視覚による癒し効果が大きく、木を見ているだけでほっと癒されます。
それに、お気に入りの物たちに囲まれていると、家事が楽しくなって、テンションも上がりますよね。
家具をより大切に使うようにもなりました。
それまで、家は寝起きして、食事する“生活するだけの空間”だと思っていましたが、今は、疲れて帰ってきた家族を癒し、リセットし、エネルギーを注入してくれる場所だと思っています。
休日に山や公園など自然のある所に行きたくなるのと同じで、人が暮らしに自然素材を求めるのは本能なんじゃないかなって思うんです。
―木と人の木板は、いつ使い始めたのですか?
2020年秋に、ウッドリンクさんから依頼を受けてDIYのワークショップを初めて開催した際、「この木をワークショップで使えませんか?」と相談されたのが木と人の木板との出会いでした。
ただ、厚さ25mmの木材は小物を作るのには厳しいなと思ったのですが、どんな板なのかを聞いてみると、社長さんが富山の杉を使った板で、林業やいろんな人との関わりで出来ていて、国内林業の再興に繋がるなどなどと説明してくださって。
それを聞いて、「それならこの木材を使います!」と(笑)
というのは、私がDIYクリエイターとして活動し始めたころから今もずっと変わらず志として持っているのが、『DIYで地方創生』というコンセプトなんですね。
地産地消の木材を使うことが私のDIY活動のコンセプトと合致していたので、ぜひ使いたいと思い、これまで4回のワークショップすべてで木と人の木板を使っています。
―木と人の木板の使用感や魅力とは?
ウッドリンクさんとタイアップして、この1年でダイニングテーブル、キッチンカウンター、カップボードなどの大物家具をDIYしたのですが、どれも出来上がった時の木そのものの迫力がありますね。
それに、手触りや杉のいい香り、食器などを置いたときの“コトン”という柔らかい音とか、色んな木材を周知しているつもりでしたが、他の木とは全然違うんですよ!
調べてみると、調湿効果があり日本の風土にもバッチリ合う木材ですし、これは使わないと!って思いました。
正直言うと、木と人と出会うまでは“木なら何でも一緒”と思っていましたが、今は「この木はマジですごいよ!」とSNSで発信しています(笑)
一番の魅力は、集成材のような人工的なブロック模様がないことと、触った時の独特の柔らかさがあること。
柔らかい=傷がつきやすいということなんですが、その傷や凹みが味わいになっていくというか、もはや劣化ではなくて「美化」なんですよね。
地元のいい木に出会えて、すごく嬉しいです。
―木と人の木板で作った家具の中で、一番お気に入りは?
ダントツでカップボードですね!
木と人の板の良さが全面にでていて、インスタで紹介したらものすごくバズりました(笑)
現代では、誰もが「便利」「時短」「楽」を求めすぎているけれど、今の生活は十分便利なんですよ。
DIYはそれと真逆で、時間はかかるし、大変です。
でも、手を掛けただけ大事にしたくなりますし、もし要らなくなったとしても形を変えて作り変えることもできます。
みなさんにも、ぜひDIYの楽しさや、木と暮らす心地良さを知っていただきたいですね。
macaさんは、「人類はずっと木と共に暮らしてきたはずで、私たちが無機質な物に囲まれている暮らしや、本物の木を使った空間を“非日常”と感じていることこそ、不自然なんじゃないかと思います」ともお話していました。
空間の木質化―
これは、木と人が掲げるテーマのひとつでもあります。
オフィスで、そしてご家庭で、木と人の家具や木材に触れることで、多くの方々に国産の天然木の良さを知っていただけたらと思っています。
木と人の木材は、ホームページの「Contact」よりお問合せいただければ、直接購入することができます。
ぜひ、みなさんもmacaさんのように木と人の木材でDIYを楽しんでみてはいかがですか?
◇問合せ先:https://kitohito.net/contact/
◇macaさんインスタグラム:@maca_home